モチモチ感:★★★★★
サクッと感:★★★
生地の軽さ:★★★
小麦の風味:★★★★★
香ばしさ:★★★★
具材:★★★★★
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🍕マルゲリータ¥1,760
🍕クワトロフォルマッジ¥2,200
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📮 東京都文京区湯島4丁目6−17 和食斉とう 2F
🚃湯島駅
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⏰(火)-(土)11:30-14:00 / 18:00-21:30
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💴現金のみ
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Chewy: ★★★★★
Crispy:★★★
Wheat flavor:★★★★★
Roasting aroma:★★★★
Topping:★★★★★
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🍕 Margherita ¥1,760
🍕 Quarto Formaggi ¥2,200
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📮〒113-0034 Tokyo, Bunkyo City, Yushima, 4 Chome−6−17
🚃 Yushima
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⏰(Tue)-(Sat)11:30-14:00 / 18:00-21:30
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💴Cash Only
食べている間、何度『美味しい』と呟いただろうか。湯島は「アランジャルシ」である。
供されたピッツァは、焦げのまだら模様が目を惹き、食欲をそそる。
噛んだ瞬間、香ばしさがほどばしる。薪釜特有の勢いがありながら、小麦の甘味を邪魔することなく、引き立てている。もちもちとした弾みもあるが、口溶けも良く、粉の風味を残しながら消えていく。
この香ばしさと軽やかさは危険である。
「マルゲリータ」は、もう笑うしかない。
トマトソースは、程よい酸味とコクが絶妙なバランスで共存し、モッツァレラは濃密な乳の甘味をたたえてる。オリーブオイルも香り高く、フルーティーな風味が心地よい。
そして、個々がしっかりとした輪郭を保ちながら、生地の上で乳化する。
絡み合い、響き合い、交差した旨みは、発酵バターを思わせる甘みと芳醇で、後を引く余韻がひたすらに続き、琴線に触れてくる。
「クアトロフォルマッジ」も欠かせない。
4種のチーズそれぞれが主張をしながら、お互いを引き立て合い、高みへと昇っている。
とろりとした口当たりで口の中へ滑り込むと、持続性の高い甘味とコクが、舌に広がる。そこへ、思い切りの良いブラックペーパーが、アクセントとして効いてきて、全体をびしっと引き締める。
サービスで卵黄を添えてもらったが、これも堪らない。蜂蜜と違って、チーズの風味をマスキングすることなく、良い意味でチーズの尖りを残しながら、味わいを一層まろやかに昇華させる。
聞くところによると、本場ナポリでピッツァに蜂蜜をかけることは、ほぼ無いらしい。
店名の「アランジャルシ」には、「伝統を守りながら、時代に応じて変化していきたい」というオーナーのナポリへの深い愛情と敬意が込められている。
伝統的でありながら、明らかに一線を画す当店のピッツァは、まさに時代が変わっても、訪れる人を虜にさせる熱を秘めている。
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