モチモチ感:★★
サクッと感:★★★★★
小麦の風味:★★
香ばしさ:★★★★
具材:★★★★
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🍕 ラグー・ジェノベーゼ ¥2,600
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🚃 築地駅
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⏰(Tue)-(Fri)11:40~14:00 / 17:40〜21:00
⏰(Sat)-(Sun)11:40-14:00 / 17:10-20:00
💤(Mon)(Wed)
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💴 Credit Card OK
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Chewy:★★
Crispy:★★★★★
Wheat flavor:★★
Roasting aroma:★★★★
Topping:★★★★
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🍕 Pizza alla Genovese ¥2,600
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📮 7 Chome-10-10 Tsukiji, Chuo City, Tokyo
🚃 Tsukiji
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⏰(Tue)-(Fri)11:40~14:00 / 17:40〜21:00
⏰(Sat)-(Sun)11:40-14:00 / 17:10-20:00
💤(Mon)(Wed)
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💴 Credit Card OK
築地のつき人気トラットリアの2号店「トゥットベーネ築地」。
同地では唯一の薪釜を使ったイタリアンとして休日のランチタイムは行列ができるほど多くの人で賑わいを見せる。
ピッツァメニューは、マリナーラやマルゲリータなどの定番に加えて雲丹バターや魚介の煮込みを乗っけたものなど、トラットリアを母体とする創作的なものまで取り揃えている。
よく焼き切られた生地を噛んでみると、ザクッと勢い良く弾け、香ばしさがぐぐっと迫ってくる。
ヒキは強く、歯や歯茎に纏わりつきながら小麦の風味がほんのりと舌を滲ましていく。
使用する小麦粉は、恐らくイタリア産のものだろう。
「ラグー・ジェノベーゼ」は、ナポリの郷土料理である豚バラ肉と玉ねぎの煮込みを乗せたピッツァだ。
ジェノベーゼと言えば緑のソースを思い浮かべるが、ナポリでは茶色のソースを意味する。本来はパスタで供されるものだが、これをピッツァにしたのが当品である。
玉ねぎの水分だけで煮込むジェノベーゼは、飴色になった玉ねぎと豚バラ肉の濃縮した甘みの後に、スパイスや黒胡椒のピリリとした刺激がやってくる。
ご飯いや生地がとにかく進む濃い味わいであり、これだけ具材が濃いと生地がぼやけてしまいがちだが、しっかりと焼かれた腰の据えたものであるため、具材を受け止める懐の深さがあり、バランスが取れている。
煮込み単体で食べてみると、すき焼や牛丼に近しく、モッツァレラと絡めればラザニアに似た味わいへ変化するのも、実に愉快である。
店名の意味は「これで良し」。
1日の締めくくりに「トゥットベーネ」のピッツァを食べれば、どんなに嫌なことがあっても「今日もすべて良し。」と思える筈だ。
![](https://koretabeta.com/pizzaverse/wp-content/uploads/2023/11/DSC02168-1024x684.jpg)
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