PIZZA HISTORY
ナポリピッツァの誕生
トマトソースが基本のマリナーラが生まれたのは、1734年と言われている。
当時は貧しい労働者がワンコインで買えるようなストリートフードのようなものだった。
そんなナポリの郷土料理だったピッツァが世界に広まったのは、第二次世界大戦後。
近代化に伴う周辺諸国への移住者の増加に従って、ナポリピッツァが伝播していく。
世界に広まるピザ
ピッツァが海を越えてアメリカに渡ったのは1880年代以降と言われている。
ナポリの移民が安く食べられる家庭料理として、移民の暮らしを支えていき、1905年にはニューヨークに初のピッツェリアも誕生。
1958年にはピザハット、60年にはドミノピザを筆頭とした宅配ピザも誕生し、アメリカ全土のみならず世界中に規格化されたピザが届けられるようになる。
本場ナポリも凌駕する東京のピッツァシーン
1985年にドミノピザが日本に上陸すると、瞬く間にピザが全国の一般家庭に浸透していく。
2006年には「真のナポリピッツァ協会 日本」が設立し、ピッツェリア文化も浸透していき、世界選手権で優勝する日本人も続出。
今や東京は本場ナポリと同等、それ以上に美味しいピッツェリアが沢山ある。