PIZZERIA CIRO

 

モチモチ感:★★★★

サクッと感:★★★★

小麦の風味:★★★

香ばしさ:★★★★★

具材:★★★★

•••••

🍕フィオレンティーナ ¥2,000

•••••

📮 東京都中野区東中野3-8-3 フェニックスビル1F

🚃 東中野駅

•••••

⏰(月)-(日)11:30-15:00 / 17:00-22:00

•••••

💴カード可

——————–

Chewy:★★★★

Crispy:★★★★

Wheat flavor:★★★

Roasting aroma:★★★★★

Topping:★★★★

•••••

🍕 Fiorentina ¥2,000

•••••

📮 〒164-0003 Tokyo, Nakano City, Higashinakano, 3 Chome−8−3 

🚃 Higashi-nakako

•••••

⏰(Mon)-(Sun)11:30-15:00 / 17:00-22:00

•••••

💴Credit Card OK

 

「Pizzeria Ciro」には趣がある。

やや雑多な店内は良い意味でピッツェリアらしく、気取らない町の食堂の様な雰囲気。

供されるピッツァも正円ではなく歪んでいるが、それは「未完成の美学」であり、感覚を大切にする本場ナポリらしさに満ちている。

それ故、当店のピッツァには、単なる味わいのみならず「味」がある様に思う。

 

生地はサクサクとした歯切れの良さとモチモチとした弾力のある食感があり、何よりも香ばしい。

しっかりと焼き切っているが、小麦の香りは飛んでいない。

噛めば噛むほど旨味がじんわりと顔を出してくる。

 

この日は、冬限定の名物「フィオレンティーナ」。

具材は、半熟卵・モッツァレラ・ちぢみほうれん草のソテー・ペコリーノロマーノ・ニンニク・生ハム。

ビスマルクと似ているが、12月から旬を迎えるちぢみほうれん草が使われるのが大きな違いだ。

 

ちぢみほうれん草はニンニクでソテーされ、ほのかな苦味に食欲そそる香りが移っている。

一口食べれば、生地の香りと半熟卵のまろやかな甘味に恍惚となり、身体が弛緩してしまう。

その甘美に油断していると、ちぢみほうれん草のほのかな苦味と生ハムの円熟した塩気による右ストレートをすかさず決められて見事にノックダウン。

 

モハメド・アリの如く、「蝶のように舞い蜂のように刺す」1枚だ。

 

投稿者 pizzaverse