フランス料理 信念が揺らぐ。 By 伯爵 on 日曜日, 10月 29, 2023 一口運ぶと、ミソの旨味が押し寄せてきた。 いや、ミソだけではない。 ジロールの森の豊穣やバターの甘みも、ミソの奥からじわりじわりと顔を出し、米に染み込み、舌の上でゆっくりと味を開かせる。 噛むほどに、潰れていくほどに、米の甘みと共鳴して、旨味が細波の様に寄ってくる。 炒飯やピラフを許せない、白いお米至上主義者だが、「Patous」の「赤座海老とジロール茸のリゾット」に、信念が揺らいでしまった。 – Patous 赤座海老とジロール茸のリゾット – パトゥ フレンチ 東京 麻布 Previous Post Next Post Related Posts フランス料理 どすん。 フランス料理 法違反 フランス料理 ドーバー海峡の舌平目