フランス料理 気持ち良い By 伯爵 on 月曜日, 4月 1, 2024 「ウフブルイユ」 音感がそうさせるのか、口にしただけでなんだか気持ちが良い料理である。 口に近づければ、バターの甘い香りが鼻をくすぐって、「あぁ」と言葉を漏らす。 食べれば、鳥のフォンやバターのコクと空気を孕んだスクランブルエッグの穏やかな甘みが、とろんと舌にしなだれ、心を平穏にする。 そこに、雲丹の磯風がさりげなく抜け、目を細める。 昼下がりに食べれば黄昏を呼び、晩に食べれば1日を甘美に締め括る。 いつ何時口にしても、気持ち良くなる「ウフブルイユ」。 マノアールダスティン Previous Post Next Post Related Posts フランス料理 どすん。 フランス料理 法違反 フランス料理 ドーバー海峡の舌平目