フランス料理 明日へのアスパラガス By 伯爵 on 火曜日, 4月 30, 2024 4月の北島亭。 アスパラか、フォアグラか。 無論、アスパラである。 ただ茹でただけなのに、穂先からは春が香り、根本から大地のミネラルが溢れ出す。 コリアンダーを忍ばせたオランデーズソースは濃厚だが、決してアスパラを越えようとせず、ささやかに共鳴している。 力強くも奥底に優しさを秘めた自然の味わいが、細胞ひとつひとつへと染み入る。 身体中の穢れが落とされ、血液が循環していく。 あぁ、生きている。 明日の活力になるアスパラであった。 北島亭 Previous Post Next Post Related Posts フランス料理 どすん。 フランス料理 法違反 フランス料理 ドーバー海峡の舌平目