トマトのクーリに浮かぶクリーミーなムースをスプーンで掬い、そっと口に運ぶ。
すぐに喉に落としてはいけない。
舌の上にしばし転がしてやる。
ムースが溶けて、香りと味が花開き、身体にパプリカの生気が芽吹く。
心を溶かす甘美な余韻を感じながら、「コートドールにいる幸せ」を噛み締める。
◆赤ピーマンのムース
◆梅干・シソのクリームスープ 糸瓜を浮かべて
◆秋田産甘鯛のムニエール エシャロットソース
◆国産牛テールの煮込み ワインソース
◆ココナッツのシャルロット
◆ビターチョコレートのマルキーズ
– 三田 コートドール –