お気に召し度:★★★(★×5)
鮫洲と言ったら免許センターだが、
ナポリピッツァ好きにとっては同地といえば「Pizzeria Bakka M’unica」。
ナポリと日本の小麦粉をブレンドし、12時間以上寝かせて、発酵させた生地はサクッと歯切れが良く、小麦の甘味が感じられる。
コルニツォーネは、外皮はパリッと香ばしいが、中はモチッと弾力に富んでいて、噛む喜びがある。
クアトロフォルマッジは、チーズの甘味と塩味がトロンとした舌あたりで甘えてきて、頬が緩む。ゴルゴンゾーラの溌剌とした香りもチーズ好きには堪らない。
ハチミツはかかった状態で供されるが、希望すれば別添えでもらえる。
初めは、4種のチーズがとろけあった味わいを楽しむ。蜂蜜を垂らせば、チーズの塩味と蜂蜜の甘味が絡み合って官能を呼ぶ。
チーズは腹にたまるが、生地が軽いので食後感は重たくない。
私にとっての鮫洲のイメージが、「免許センター」から「Pizzeria Bakka M’unica」へと上書きされた。
– 鮫洲 Pizzeria Bakka M’unica –