うしごろの本気。

 

六本木駅から徒歩8分ほど。

うしごろグループの最上級ライン。最高品質の和牛を割烹スタイルの少量多皿形式でいただける。

 

おまかせ特別コース

⁣◆帆立と胡麻豆腐 とうもろこしの擦り流し⁣

◆和牛の内腿、長崎のアオリイカ、塩水雲丹、燻製キャビアの海鮮丼

◆ノドグロの炭火焼⁣

◆ブルチーズの春巻 丹馬牛の生ハムとサマートリュフ⁣

◆毛蟹の茶碗蒸し⁣

◆神戸牛サーロインのしゃぶしゃぶ 北海道産アスパラガス 薄口醤油 

◆リブロースのマキ肉寿司⁣

◆サガリ(横隔膜)肉寿司

◆牛テールの炭火焼 花山椒

◆シャトーブリアンのカツサンド

◆リブロースの芯とタン元

◆ボロネーゼのパスタ

◆牛しぐれ煮のご飯

◆キャラメルアイスとパイナップル、ママレード

 

 

◆帆立と胡麻豆腐 とうもろこしの擦り流し⁣

 

 

◆和牛の内腿、長崎のアオリイカ、塩水雲丹、燻製キャビアの海鮮丼⁣

豪華食材全部乗せ、今っぽい分かりやすいビジュアル先行の丼。単体で味わいたいぐらいの食材を豪快に混ぜて食べる背徳感。⁣

 

 

◆ノドグロの炭火焼⁣

儚く散っていく身から零れ落ちるコクのある脂。鼻腔をくすぐる炭とすだちの香りが立ち上がり、キリッとした醤油がふくよかな脂の甘味を際立たせる。肉割烹を唄いながら、海鮮ものも抜かりないのは流石です。⁣

 

 

◆ブルチーズの春巻 丹馬牛の生ハムとサマートリュフ⁣

コースを通じて最も印象に残った一品。やっぱり高級食材をシンプルに味わうより、工夫を加えた料理の方が好みだなと改めて自分の趣向がはっきりしました。⁣

あえて癖少なめのブルーチーズを包んで揚げた春巻に但馬牛の生ハムと思い切りのよいサマートリュフが乗っけられる。⁣いやらしくトロッと舌に流れるブルーチーズに生ハムとは思えないコクのある但馬牛の脂⁣の邂逅に頬が緩む。鼻腔を抜けるトリュフの香りもリッチで文句なしの旨さ。⁣3本ぐらい食べたかった。⁣

 

 

◆毛蟹の茶碗蒸し⁣

生姜の効いた茶碗蒸しに毛蟹の甘い香りが立ち昇る。生姜をよく効かせることで毛蟹の甘い風味がくっきりと強調されている。⁣

 

 

◆神戸牛サーロインのしゃぶしゃぶ 北海道産アスパラガス 薄口醤油⁣

 

 

◆リブロースのマキ肉寿司⁣

歯当たりがなんとも蠱惑的。じとっと歯が沈み、まとわりついてくる。⁣歯が入るたびにがじっとりと零れ落ちる濃い脂と立ち上る香りの余韻が素晴らしい。⁣さっぱりとした赤酢のシャリとのコントラストが肉の味わいをくっきりとさせる。⁣

とりあえず肉寿司という短絡的な思考をお持ちのお店に見習ってほしい一品。

 

 

◆サガリ(横隔膜)肉寿司

マキと比べて、肉を喰らっている喜びに満ちている。ホルモン特有のコリっとした食感と赤身に似た滋味が共存した味わいはサガリならでは。

 

 

◆牛テールの炭火焼 花山椒

7時間煮込んだテールを炭火焼きで焼き上げる。プルンととろけるゼラチンと歯茎に絡みつく赤身。こっくりとしたテールならではの香りと脂が口いっぱいに広がる。ご飯と合わせたい。

 

 

◆シャトーブリアンのカツサンド

ストレスなく歯が入っていくシャトーブリアンを揚げて、食パンで包み込む。食パンの柔らかさが絶妙で、シャトーブリアンの柔らかい肉質を邪魔せずに小麦と肉が手を取り合った美味しさが伝わってくる。

 

 

◆リブロースの芯とタン元

芯はあっさりめで上質なローストビーフの様。

タンモトはコリっとした食感とこくのある脂が贅沢で文句なしの旨さ。

 

 

◆牛しぐれ煮のご飯

 

  

◆ボロネーゼのパスタ

ソースに負けない肉の逞しい旨味が印象的。

もっと粘度を高めて面とよく絡んでくれたらより美味しいだろうなぁ。

 

 

うしごろグループの最上級ラインとして、贅沢食材を初めから終わりまで味わい尽くしました。良い素材をただ焼くだけの料理は好みではありませんが、ところどころで工夫の見られる一品があったのが印象に残りました。

ガッツリ焼肉は重たいから、少量ずつ味わいたいという方にオススメです。

 

– 六本木 肉割烹上 –

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