四川 feat. Ji-Cube

 

南青山の有名店「4000 Chinese Restaurant」の元スーシェフである佐々シェフが手がける六本木の中華料理店。⁣
伝統的な四川料理をベースに日本の季節の食材を用いてアレンジを加えた中華は、王道を征く美味しさと当店ならではの独創性があり、中華料理に馴染みのある方からそうでない方まで幅広く楽しめる。⁣
ディナーは18時一斉スタート。⁣

ー ディナーコース ー⁣
◆ジャガイモと唐墨の和物⁣
◆穴子と茄子の黒酢ソースがけ⁣
◆鷄と新生姜の和物⁣
◆牛スジとフカヒレの煮込み⁣
◆チンジャオロース⁣
◆エビのチリソース 蒸しパン添え⁣
◆ホタテの蒸物⁣
◆野菜炒め⁣
◆トマトの小籠包⁣
◆リゾット風チャーハン⁣
◆冷やしタンタン麺⁣
◆アンニンメロン

 

 

◆ジャガイモと唐墨の和物
白海老の甘味に唐墨、キャビアの塩っ気が舌をピリッとつねって口を起こす。
じゃがいものシャッキした食感も楽しく、食事の始まりとして良い。

 

 

◆穴子と茄子の黒酢ソースがけ
ピリッとした辣油が舌に広がったあとに穴子の甘味が顔を出し混ざり合い、辛味が次第に和らいでいくグラデーションが堪らない。後を引く脂の香りもふくよかでリッチな余韻が続きます。

 

 

◆鷄と新生姜の和物
舌を刺激する青唐辛子、鼻を刺激する新生姜とベクトルの違った辛味の二重奏が口を華麗にに刺激する。よだれ鷄の亜種的なノリですね。

 

 

◆牛スジとフカヒレの煮込み
噛むとゼラチンが散らかって濃厚な甘味を広げる牛スジとぷるっとした蠱惑的な舌触りのフカヒレが、コラーゲンたっぷりの白湯スープとよく絡み、舌にいすわる濃厚な旨味に舌がとろける。

 

 

◆チンジャオロース
口に含んだ瞬間に芳しい香りを昇らせ、舌の上で濃い脂を滲ませる和牛のサーロイン。
そこに嫌な苦味が一切ないピーマンの甘味が混ざり合うことで和牛の重厚感を軽くさせる。こんな青椒肉絲食べたら他の食べられなくなる。

 

 

◆エビのチリソース 蒸しパン添え
生姜がピリッと聞いた後に卵の甘みとコクが広がり、辛味、酸味、甘味が渾然一体となつて舌に迫り来る。海老もプリッと威勢の良い弾力でふくよかな甘味が堪らない。ふわふわの蒸しパンにソースを絡めて食べればQ.E.D.。満遍の笑みが生まれます。

 

 

◆ホタテの蒸物
発酵させることで酸味が際立った発酵ネギの塩っ気がホタテの輪郭を際立たせ、優しい甘味の膨らみが増す。

 

 

◆野菜炒め
油通しされた野菜は生野菜の様に瑞々しくて甘く、上に散らした金華ハムの塩っ気が野菜の甘味をら際立たせて味わいのアクセントに。

 

 

◆トマトの小籠包
トマトとコンソメで混ざり合い、ミネストローネに似た味わいの斬新な小籠包。点心師の遊び心を感じる一品。

 

 

◆リゾット風チャーハン
濃厚なトリュフの芳しい香りに鼻の穴が全開。鶏油やガラなど様々な具材の旨味は少量でも充分なほどに濃厚で贅沢な味わいで、思わず目を瞑って味わってしまった。

 

 

◆冷やしタンタン麺
真っ赤な見た目ほど辛味は強くなく、胡麻のマイルドなコクと優しい酸味のスープはすっきりとした味わい。細めの縮れ麺がよく絡みつき、噛むほどに広がる小麦の優しい甘味と挽肉の脂が口の中で溶け合っていき、コクのある旨味が堪らない。

 

 

◆アンニンメロン
メロンのクリームがたっぷりと乗った杏仁豆腐。中にはメロンの果肉がゴロゴロ入っていて食べ応え充分。

 

大満足です。どの品も分かりやすく纏まっていて、普段中華をあまり食べない私でも馴染みやすい味覚でした。特によだれ鳥、エビチリ、リゾットチャーハンに悶絶。六本木なのに値段も高すぎなくてありがたい。おすすめ!

 

– 六本木 Ji-Cube –

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