贔屓にしている街鮨があるのは良いもんだ。
好きなネタを好きなように、職人の握る鮨を腹一杯。
腹が膨れたらさくっと勘定。江戸っ子らしく少々粋に振る舞いたくなる。
十条はかわなみ鮨。私の贔屓にしている街の鮨屋だ。
カウンター席のみ少々窮屈だが、一人でさくっと食べるには勝手が良い。
鯵:咀嚼するのが楽しい瑞々しいハリ、鯵の脂を際立たてる生姜とネギの香気が堪らない。
雲丹:品のある豊かな甘さがとろりと広がる。臭みは一切ない。
穴子:あまりの柔らかさに儚さを感じてしまう。甘めのツケが穴子の甘さをより一層膨らませる。
玉:生粋の東京人の私には堪らない江戸前の甘味強め。これをおかずにご飯食べたい。
大とろ:心ゆくまで大とろを堪能したい そんな夢がここでは叶う。舌の温度で溶け始め、甘美な脂が じっとりと広がっていく。
大とろ握り8貫¥2,200 嘘だろ?と思わず頬を抓った。夢じゃない。
どうでしょう。私一推しのかわなみ鮨。良いでしょう?