伯爵

美味しいカロリーだけを受け入れたい独身男性の食記録。

洋食黎明期の味。

  厚さ2-3cm程の厚切りのタンが2枚。⁣デミグラスソースに炊かれて寝そべっている。歯がいらないほどまで優しくなるよう煮込まれていて、抵抗なく歯が沈んでいく。⁣ 厚切りゆえの重厚感があり、舌にずっしりと重厚感が伝わって …

流石です、東洋軒。

  黒装束に身を包んだ男性に出迎えられ、間接照明灯る薄暗い店内へ。秘密結社の本部に来たかのような感覚にゾクゾクします。 緊張感はあるけれど、お店の方は笑顔で丁寧。淀みない動きでそつなく対応してくださる。 お目当ては『松阪 …

行くべきは2階。

  この日の夜ご飯は、三越前は「たいめいけん」。 1階は、若手のシェフが気軽な洋食を、2階は3代目が腕を振るう本格的な洋食がいただける。この日は予約を入れて2階のレストランへ。厨房を覗くと3代目のお姿が見える。 やっぱり …

枯れた旨さ

  この日も銀座。「ウエスト」の珈琲で頭を起こして、お昼は干物の「伴助」。⁣「伴助」の干物は、居酒屋のランチで供されるカラカラに乾いたひもじいモノではなく、干物のイメージを変えてくれる身厚でふっくらとした立派なものばかり …

洋食ノスタルジー。

  洋食を語る上で欠かせない横浜。幕末の開港地として江戸から最も近い横浜は、外国人の往来が多く、西洋文化の発達が著しかったこともあり、老舗の洋食屋が少なくない。⁣   訪問先は馬車道の「グリルエス」。⁣ステーキやハンバー …

鯖の逞しさに感心。

  銀座ウエストで整った朝。ボッーとしていたらお腹が鳴って昼を知らせる。 どこで食べようかと通りをぶらぶら。祝日の銀座は人が多い。逃げる様に丸の内方面へ。 そういえばと「やんも」に行き着く。 青山と丸の内に店舗を構える和 …